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Maker Faire Taipei 2023に行ってきました

Maker Faire Taipei 2023に行ってきました

台湾の台北で2023/11/18-19に開催されたMaker Faire Taipei 2023に行ってきました。台湾に行くのが初めてだったのでどこに行っても興味深いことだらけで、Maker Faireも大変楽しめました。

行き方

前の週末にMaker Faire Shenzhenがあったのでそのまま深圳に滞在し、週明けの木曜日(11/16)に深圳の宝安国際空港から台北の桃園国際空港に移動しました。深圳航空で2時間かからないくらいのフライトでした。

桃園空港からの交通機関について全然調べずに到着してしまったのですが、鉄道があるならそれがいいなあと思ってMRT乗り場に行き、空港線の片道切符と悠遊カード(台湾の交通系非接触ICカード)のセットが売られていたのでそれを買って台北の中心部に向かいました。

少しトラブル

中国と台湾で使う事を考えて日本でプリペイドSIMを買っていきました。中国では以前現地で契約したSIMを使ったので使わず、台湾でさあ使うぞと思ってスマートフォンに挿してもつながりません。空港のフリーWi-Fiを使って通信はできたので購入したページを見に行ったら驚きの記述がありました。買った時には書いてなかったのに……。

悩んでいても仕方がないので改めてSIMを買いました。幸い空港には複数の通信会社が店を出しており、すぐに買うことができました。5G使い放題5日間でNT$600(だいたい3,000円)でした。深夜着とかでなくてよかったです。

Maker Faire Taipei会場

Maker Faire Taipeiの会場はMRT南港線の南港駅から歩いて5分くらいの瓶蓋工廠台北製造所(POPOP Taipei)でした。元は日本占領時に作られた瓶の蓋を作る工場だったそうで、確かに工場っぽい外観を持つ会場でした。

会場の様子

学校(のクラス?)で出展する工作展示がたくさんあったのと、アクセサリや小物を作って売っているクラフト系のブースがけっこうあったのが印象に残りました。

学校の出展ではロボコンのロボットを持ち込んで展示していたりしていました。いろいろ説明してくれたんですが、残念ながら言葉がわからないので細かいところがわからず申し訳ない気持ちでした。

クラフト系のブースは1日目だけの出展の人が多かったようで、2日目はだいぶ少なくなっていて休憩スペースになっていました。出展者が少なくなるのは残念ですが、休憩できる場所ができたおかげで来場されたお子さんが竹とんぼを飛ばしていたりするメイカーフェアっぽい空間になっていたのはよかったなと思いました。

気になったブース

Seeedがカメラ画像を認識してスクワットの回数でノベルティをあげていました。弊社も今年のメイカーフェア東京で展示しましたが、人が多い展示会場で人体認識させるとなかなか安定しないので、スクワットしても数えてもらえない人が続出してました。大変だなあと思いつつもちょっと面白かったです。他にもJetsonでStable Diffusionを動かしていたりと、さすがだなって感じでした。

Unimat1という万能木工工具を出展していました。オーストリアのThe cool toolという会社の製品のようです。いろいろ使えて便利そうだなと思いました。よく見たらパネルの一番上に「奥地利(オーストリア)安全木工創客(クリエーター)工具機」って書いてありますね。

AloBotという、スマートフォンが乗っかるロボットを出展していました。ウェブサイトがあってSDKもあるそうなんですが見つけられませんでした。めんどうな部分はスマートフォンに任せてしまう設計はいいですね。

おまけ

2日目は天気もよくそれほど寒くなかったので、シェアサイクルのYouBikeを借りてみました。専用アプリに台湾の電話番号と悠遊カードを登録すれば使う事ができます。空港で買ったプリペイドのSIMに付いてくる電話番号でも登録できました。利用料は30分でNT$10と安価で、悠遊カードから引かれるのでチャージさえしておけば気にしなくてもいいのも良い点です。

交通ルールに配慮する必要があり、特に海外で事故や怪我などに遭うといろいろ大変なので注意して利用しましょう。

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https://www.switch-science.com/blogs/magazine/mf3-souvenir-2023

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