NT富山2023に行ってきました
2023/09/16、17に富山県富山市のアピアショッピングセンターで開催されたNT富山2023に行ってきました。富山に行くのは初めてで大変楽しめました。
移動方法について
行きは羽田から富山きときと空港に国内線で移動しました。いつも書いていますが75日前に日程が決まっているならば新幹線より飛行機の方が安くて速いです。今回は11,370円でした。東京-富山間の新幹線指定席は12,760円です。
富山きときと空港から富山駅までは直通バスがあって420円でした。VISAとJCBのタッチ決済に対応していて小銭の用意がいらないのは助かりました。
富山市内の移動手段についてはこの記事の本筋とは外れるので最後に付けておきます。
気になったブース
AHoDRI(アホウドリ)さんはドローンを自作して飛ばしているチームで、今回展示していたのは飛んでいる状態で変形するというすごいドローンを展示されていました。現在は飛びながら翼を折りたたむことにチャレンジされているとのことでした。あと写真には写ってませんがグッズをいろいろ作られていて、チームTシャツがかっこよかったです。
Ghz2000さんはアクリルパネルを使ったネギ振り台とNT名古屋の告知をメインに展示されていました。NT名古屋は11/18,19に開催されるそうです。今回のNT富山も名古屋から来て出店されていた方が多くいたので、NT名古屋もいろいろ楽しい展示が多そうですね。
TMDものづくり工房さんは座禅マシーンを出展されていました。座布団に座って一定の時間じっとしていると成功、できなかったら失敗で棒(警策というそうですがここでは柔らかい発泡スチロールのような素材でした)ではたかれるというマシンです。座布団の下にセンサがあって体重の変化を測定しているそうなんですが、調整がうまくて動いたか動いてないかくらいの変化をきっちり捉えてくるのがうまいなと思いました。
マッキーさんの出していた自作のアクチュエータと「自分で自分の電源をOFFにするヤツ」が面白かったです。前者はモータードライバ基板と減速ギアを自作されていて、四足歩行ロボットに使うためとのことでした。後者はトグルスイッチがオンになるとオフにしてしまう機械で、中はソレノイドなどを使っているのですがマイコンを使っていないのでオフ時回路全体が本当にオフになっていて待機電力などはないというのがよくできているなと思いました。
HAL900さんはSOUND VOLTEXというコナミの音ゲー用のコントローラと自作のヘッドフォンを出展されていました。このコントローラがとてもよくできていたのですが、このコントローラーを作った動機を聞いてわかるーわかるーと思いました。ここには書かないでおくので興味がある方は会場で直接ご本人に聞いてみてください。
音楽研究所さんが出展していたMusic PlantとMusic Mirror Algorithm、どちらも鍵盤で曲を演奏すると反応するもので、見て(聞いて)いてとても面白かったです。Music Plantは一音ごとに木の枝が生長していく仕組みで、パラメータの設定がいい感じなのかわりとちゃんとした木になるんだなあと思いました。Music Mirror Algorithmはドの音を中心に音階を裏返して再生してくれる仕組みで、長調が短調になるとか、弾いたのが曲になってないと裏返しても曲になってないとかいろいろ興味深い話を聞けました。
まとめ
それほど大きくない会場で、最初は「見るのにそんなに時間かからないかなー」と思っていたのですが、面白い展示がたくさんあって楽しい時間が過ごせました。
富山はコンパクトシティーのお手本みたいになっていると聞いたことがあり、確かに自動車なしでも移動にも(そんなには)困らなかったです。でも夜の駅前で食事できるところがあんまりなくて、そのへんはやっぱり自動車いるなと思ったものです。それはそれとして、春に行った広島と同じく路面電車がある都市はいいですね。
11月にはNT名古屋だけでなくNT東京も決まったようなので楽しみです。
おまけ 市内の移動手段
地鉄(富山地方鉄道)
富山駅からアピアまでは地鉄で移動しました。歩いても行けなくはないんですがまだ強い日差しの下を30分歩くのは辛かったので。一駅数分なので210円はちょっともったいないのですが、無理するのはやめときました。10〜20分間隔くらいで出ていた印象です。
Suicaなどは使えないので現金で切符を買ったのですが、券売機がなかなか硬貨を認識してくれず困りました。
後から知ったのですが、市内電車・バス1日ふりーきっぷを買うのが正解だったようです。
市電
いわゆる路面電車なのですが、駅から海の方に行く線はライトレールという名称なようでした。本数も多くて電停の間隔も短いので使いやすかったです。料金は一律210円でSuicaなどでも払えますが、前述のふりーきっぷを使うのがよかったようです。