つくろがや2に行ってきました
行き方
場所は愛知県の名鉄西春(にしはる)駅を出てすぐのヨシヅヤYストア 西春店の4階でした。JRの名古屋駅から名鉄名古屋駅に行くのに混雑していたこともあってちょっと難儀したのと、名鉄名古屋駅は同じホームからいろいろな方面への電車が出るので注意が必要でしたが、乗ってしまえば乗り換えもなく無事に着くことができました。
気になったブース
幻魚白蝦蛍烏賊さん
3Dプリンタで出力した柔らかい作品を展示されていました。空気圧で曲がる人工筋肉はそこそこ握力もあってよくできてるなーと思いました。関節部分の厚みを変えると曲がる順番をある程度制御できるんだけど、それを狙って手の形を作ってみたらあまり効果がなかったとのことでした。
コウケツ畳店さん
レーザー刻印された小さい畳と畳のへりの布を使ったバッグを出展されていました。近年はコスト髙で畳の部屋がある家が減っているそうで、新たな商売の先を探していろいろ作られているということでした。畳のへりの布はとても丈夫なわりに軽いのでバッグの素材として合っているとのことで、実際持たせてもらってとても軽かったです。
早坂千尋さん
ふらっと展示という、時間を決めて短時間だけ出展するコーナーに展示されていました。マトリクスLEDの制御プログラムはATOM Lite上で動いていて、そこにタブレットなどからアクセスするようになっていました。これだと用意してくれているタブレットだけでなく来場者のスマートフォンからもアクセスできるのでいいですね。プログラムもUIが簡潔でわかりやすくてよかったです。
ぱぁさん
3Dプリンタで出力した作品を展示されていました。ピンクのハートはボタンを押すと拍動するようになっていて動きがよかったです。ハート部分も自作で、3Dプリンタで型を作ってシリコンを流し込んで作ったそうです。こういう動く物は見ていても楽しいのでいいですね。
HAL900さん
シュレッダーにかけた紙と樹脂を加工して燃料ペレットしたものを展示されていました。紙と樹脂の比率を木材と同じにしてあるので燃やしてもススなどがほとんど出ないとか、樹脂は不織布のマスクが適しているとかいろいろためになる話が聞けました。不織布の樹脂は溶かしてもサラサラしているので、人力でかけられる程度の圧力で扱うにはちょうどいいそうです。
書いてて思ったんですが3Dプリンタの失敗したフィラメントで作れるといいなと思いましたが粘性高そう(さらさらだったらプリンタにならないので)なのでだめそう。
土曜俱楽部さん
11月(12月?)に開催される越前がにロボコンに出すために開発中のロボットを展示されていました。が、まだ歩けないということでダイヤルでモーターを個別に動かせるような展示をされていたのがよかったです。これで歩けるパターンをまずは手動で作ってから、それをプログラムに落とし込んでいく予定とのことでした。
しょ〜とらば〜ずさん
初心者向けの回路設計について書かれた同人誌と、オリジナルの左手キーボードを出展されていました。左手キーボードはコントローラとしてESP32を利用して、既存のファームウェアを使わず自力で書かれているとのことでした。同人誌は「読みやすい回路図を描くにはどうしたらいいのか」といったふわっとしがちなところをまとめてあっていいなと思いました。
Segawaさん
これ、会場内を走っていたりしたんですが非常によかったです。子供用として売られている電動自動車にを改造してロボットが運転している(ように見える)ようにしていました。単に人型のなにかが乗っているだけではなく、ハンドルを回している(ように見える)とか、首が動くとかの動作が入っているために実際に運転しているように見えるんですよ。いろんな人が動画を撮影してると思うのでSNSで見てもらいたいです。
まとめ
浜松、刈谷と続けての東海地域の開催のイベントだったわけですが、Micro Maker Faireとはまた違った雰囲気でよかったです。特に時間で区切って展示できる机はいいチャレンジだなと思いました。あえて言えば、ブログを書いたりする時のタイトル用に大きめのロゴのパネル(A3サイズとか)があると助かるなあと思いました。それはともかく面白かったのでこれからも続くといいなと思います。