モバイルバッテリー用USBダミー負荷--販売終了
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販売終了
商品コード: EMERGEPLUS-001
発売日: 2018-05-07
短いURL: ssci.to/3829
モバイルバッテリーに接続し無駄に電流を消費することで、低消費電流デバイス使用時のバッテリー自動シャットダウン機能をキャンセルさせるためのダミー負荷です。消費電流が少なくモバイルバッテリーでは自動シャットダウンが働き連続動作させられない機器を長時間動かしたい場合などにご使用できます。
本商品の主な部品は実装済みですが、コネクタと半固定抵抗の半田付けが必要なキットです。放熱性と強度確保のため、コネクタのタブはGNDへのベタ接続としています。高熱容量の半田ごて(先の太い物)を使用するなど、半田付けの技術が必要です。
内容物
- 電子部品
- サンプルプログラム書き込み済み基板
- USBタイプAプラグ(オス)
- USBタイプAレセプタクル(メス)
- 半固定抵抗(10 kΩ)
- 基板保護用アクリルプレート
- トッププレート
- ボトムプレート
- 樹脂スペーサ(5 mm) × 8
- 樹脂ネジ × 4
- 樹脂ナット × 4
仕様
- 電源電圧:4.5 V~5.5 V
- ダミー負荷で消費できる電流:0~100 mA(+基板上のマイコンで消費する電流約2 mA)
- ターゲット側への供給電流:0~1 A
- 基板サイズ:48 × 25 mm
※USBのデータライン(D+、D-)がホスト側コネクタとターゲット側コネクタ間で接続されていない為、この基板を使用してデータの転送はできません。
使用上の注意
消費している電流は単純に熱に変換してるので、基板で消費している電流量に応じて発熱します。周囲の通気に配慮し密封した状態で使用しないでください。放熱が不完全な場合、基板の破損は元より発熱部に触れることでのやけど、モバイルバッテリーの破損、発火の恐れがあります。
バッテリーの過放電に対する保護機能はありません。モバイルバッテリーに過放電保護機能が無い場合、過放電によりモバイルバッテリーを故障させてしまう恐れがあります。
サンプルプログラムでは可変抵抗を使用してダミー負荷での消費電流を0~100 mA(+マイコンで消費する電流)の範囲で可変出来ます。@0.4 mAstep
さらにインジケーターLED(赤)は設定した消費電流に比例して点灯電流が変化します。
※消費電流100 mA設定時にLED点灯電流1 mA
この機器を使い、長時間定電流で稼働させる使い方はモバイルバッテリーメーカーが意図する使用法ではない為、事前に動作状態を確認しご自分の責任の上で使用ください。このダミー負荷を使用した事でモバイルバッテリーが破損した場合でも保証できません。
この基板を使用することでのデメリットを理解した上で、放熱の対策を行う等安全に使用できる方へ向けた商品です。
ソース(MPLAB X IDEプロジェクト)ファイルを公開していますので、消費電流を固定にして可変抵抗に別の機能を割り当てたり、タイマを使い電流値を周期的に可変させるなど、ご自分で機能の拡張が可能です。
基板外形のstepファイルも公開しています。
消費電流設定変更
サンプルプログラムは可変抵抗で消費電流の設定を変更でき、 時計回りに回すと消費電流が増え、反時計回りで減少します。 また消費電流設定に連動してインジケータLED(赤)の点灯電流も変化します。
資料
工房Emerge+さんからの受託販売商品です。輸送上の問題は当社が責任を負います。技術的なご質問には、当社ではお答えできません。上記技術資料のページなどをご参照の上、ご自身で解決していただく必要があります。
商品コード: EMERGEPLUS-001