Qwiic - ATECC508A搭載 暗号化コプロセッサモジュール
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商品コード: SFE-DEV-15573
発売日: 2019-12-17
在庫数: 6
短いURL: ssci.to/5929
IoTノード、エッジデバイスや組込みシステムに、強力な認証セキュリティを簡単に追加することができるATECC508A搭載の暗号化コプロセッサモジュールです。二つのQwiicポートが用意されているので、Qwiicシステムを利用することで、半田付けをせずに簡単に使用することができます。ブレッドボードを使用できるように、2.54 mmピッチのコネクトピンも用意されています。
チップには、キー、証明書、データ、消費ログ、セキュリティ設定を保存するための10 KB EEPROMアレイが内蔵されており、メモリのセクションへのアクセスを制限し、設定をロックして変更を防ぐことができます。
ATECC508Aのそれぞれに保証された固有の72 bitシリアルナンバーが付属しており、デバイス自体への物理的な攻撃やデバイス間のデータ通信に対するロジカルな攻撃を防御するためのセキュリティ機能がいくつも含まれています。
ガイドページと六つの例を含む Arduinoライブラリをご使用になると、楕円曲線暗号化とデータの署名 / 検証の基本をすぐに理解することができます。
特徴
ATECC508Aチップは以下のような多くの暗号化プロセスに対応しています。
- 楕円曲線暗号化(FIPS186-3)をベースにした一意の非対称キーペアの作成と安全な保存
- 64 byteのデジタル署名の作成と検証(32 byteのメッセージデータから)
- 楕円曲線ディフィー・ヘルマン(ECDHS)のアルゴリズムを使用し、パブリックチャネルで共有秘密鍵を作成
- SHA-256アルゴリズムによる標準的なチャレンジ・レスポンス認証
- 高品質FIPS乱数ジェネレータ
注意事項
_ご使用前にガイドの全体をよくお読みください。_チップは永続的にロックされる前にのみ設定できます。他の設定を試してみたり、ATECC508Aの高度な機能を調べるためには、複数個の製品をご購入することをお勧めします。
また、この製品はデータを暗号化したり復号化したりすることはできません。しかし、セキュリティで保護された秘密鍵の作成や保存、デジタル署名の作成と検証など、かなりの数の暗号化認証プロセスを実行できます。
Qwiicシステムとは
Qwiicシステムには、I2Cのセンサ、アクチュエーター、シールドとケーブルが全て揃っているので、プロトタイプがより迅速かつ簡単にできます。
また、全てのQwiicボードには1 mmピッチ、4ピンのJSTコネクタを使用しているため、小さく収まり、かつ分極化しているため、接続を誤ることもありません。
特徴
- 動作電圧:2.0~5.5 V(Qwiicシステムのデフォルト:3.3 V)
- 動作時電流(ATECC508Aの場合):16 mA
- スリープ時電流(ATECC508Aの場合):< 150 nA
- 固有の72 bitシリアルナンバー
- 10 KB EEPROMメモリ(キー、証明書、データ用)
- 最大16キーのストレージ
- 鍵長:256 bit
- 高品質FIPS乱数ジェネレータ(RNG)内蔵の
- 構成可能なI2Cアドレス(7 bit):0x60(デフォルト)
資料
製造元希望小売価格:4.95ドル(税別)
製造元の販売ページ:http://www.sparkfun.com/product/…
商品コード: SFE-DEV-15573