ACS72981ELRATR-200B3 電流センサモジュール(-200~200A、3.3V )
送料区分: 200
商品コード: POLOLU-5281
発売日: 2024-12-16
在庫数: 9
短いURL: ssci.to/10071
Allegro Microsystems社製のホール効果電流センサACS72981を使用したやや大型の電流検出モジュールです。電流経路と検出部分は絶縁されています。低抵抗 (~0.2 mΩ)の電流経路と250 kHzの高い帯域幅を備え、応答が高速です。また、本製品と同一のICを使用した、コンパクトタイプのモジュールも販売していますので、用途に応じてお選びいただけます。
特徴
- 電気的に絶縁されているので、電流経路上の任意の場所にセンサを挿入できます。
- 差動ホールセンシングによって、コモンモードフィールドが除去されるので、均一な外部磁界(地磁気など)の影響は最小限に抑えられます。
- 導電経路の内部抵抗は通常0.2 mΩで、PCBは6層構造の2オンス銅(厚さ70 μmほど)で作られているため、モジュール内での電力損失はほとんどありません。
- DC/ACに比例する250kHzの広帯域アナログ電圧出力が可能です。
- 2 μs以下の高速な応答が可能です。
- デジタル温度補正回路内蔵により、すべての動作範囲で高精度な測定が可能です。
仕様
- 電流センサ:ACS72981ELRATR-200B3
- 測定電流範囲:-200~200 A(双方向)
- 測定電流感度(@ 3.3 V):6.6 mV / A
- ゼロ点電圧:1.65 V
- サイズ:35.6 x 30.1 mm
センサー使用方法
警告:この製品は30 V未満での使用が想定されています。高電圧をかけないようにご注意ください。
入力電流 (IP+ および IP-)、ロジック電源 (VCC および GND)、センサ出力 (VIOUT) を接続します。ロジック部分については、シルクにピンの名称が印刷されています。また、シルクに印刷されている+iの方向は、入力電流の正の方向を示しています。
ロジック電源には、3.0~3.6 V の電源電圧が必要です。センサーは、VCC/2を中心とし、入力電流1 Aあたり6.6 mV x(VCC / 3.3 V)の電圧を VIOUT に出力します。正の電流は出力電圧を増加させ、負の電流は出力電圧を減少させます。
ロジック側の各ピンは、2.54 mmピッチのピンヘッダを使用することができます。
用途に応じて、さまざまな接続方法を選択できます。最も大きなスルーホールは、直径8.4 mm、間隔が20 mmあります。5 / 16インチネジやM8ネジに適合し、さまざまなタイプのターミナルブロックを取り付けることができます。最大で、AWG 2の太いワイヤを接続することも可能です。さらに、下の画像に示すように、ボードの端近くの、7.5〜 9.5 mmピッチの穴に、4ピンターミナルブロックなどのコネクタを接続することもできます。ピンヘッダやターミナルブロックの接続には、2.54 mm、3.5 mm、および 5 mm間隔の穴も使用できまが、これらは大電流には適していないことにご注意ください。
注意
本製品は最大±200 Aまでを測定することが出来ますが、これは連続した電流についての値ではありません。データシート上の絶対最大連続電流は120 Aとなっています。また、120 Aよりも小さな電流であっても、ICがオーバーヒートする可能性があります。Pololuが行った試験によれば、本製品に60 Aを流した場合(@25℃、強制空気冷却なし)、ICの熱制限を大幅に下回ることがわかっています。
センサに流せる電流は、センサをどれだけ冷却できるかによって決まります。本モジュールは、センサICから熱を外に逃がすように設計されています。太い導線をハンダ付けでしっかり固定したり、圧着端子をつけてネジ止めすることで、モジュールに熱をこもりにくくすることが可能です。
制限温度、または制限電流を超過すると、センサに永久的な損傷を与える可能性があります。平均50 Aを超える電流を連続して流す場合、センサの温度をモニターし、必要に応じて適切に冷却をすることを強く推奨します。
このモジュールのICは、オーバーヒートするよりもかなり早い段階で火傷をするほど高温になります。本モジュール及び接続されている機器について、取り扱いには十分に注意してください。
資料
製造元希望販売価格:12.95ドル
製造元販売ページ:https://www.pololu.com/...
商品コード: POLOLU-5281