Qwiic Micro - STTS22H搭載 温度センサ

超低消費電力で高精度なST Microelectronics社製デジタル温度センサSTTS22H をベースにした、Qwiic Microフォームファクタ（19.05 x 7.62 mm）のブレークアウトボードです。工場出荷時校正により、STTS22Hは動作温度全域に対して最上級の精度性能を誇り、アプリケーションレベルでの校正不要で±0.5°Cの高精度を実現します。

センサ動作モードはユーザが設定可能で、さまざまな出力データレート（1 Hzまで）またはバッテリー節約のためワンショットモードを選択できます。ワンショットモードでは、センサ消費電流は1.75 µAまで低下します。ペリフェラルアドレスもユーザ設定可能で、ボード裏面のジャンパを操作して最大二つの異なるアドレスを指定できます。さらに割込みピンが用意され、ユーザが選択した高/低温の閾値を超えた場合にアプリケーションに信号を送ることができます。

Qwiicシステムを使用しているので接続は非常に簡単です。ボードにはI²C通信用に2.2 kΩのプルアップ抵抗が内蔵されています。同一バスにI²Cデバイスを複数接続している場合、無効にすることもできます。

Qwiicシステムとは

Qwiicシステムには、I²Cのセンサ、アクチュエータ、シールドとケーブルが全て揃っているので、プロトタイプがより迅速かつ簡単にできます。

また、全てのQwiicボードには1 mmピッチ、4ピンのJSTコネクタを使用しているため、小さく収まり、かつ分極化しているため、接続を誤ることもありません。

特徴

• I²Cインターフェース使用（Qwiic対応）
• 選択可能な2アドレス：0x3C（デフォルト）、0x38
• 動作温度： -40 ～125°C
• 温度精度（最大）： ± 0.5°C （-10 ～60°C）
• 動作電圧：1.5 ～3.6 V
  • Qwiicケーブルを使えば通常3.3 V
• 超低消費電流：1.75 µA（ワンショットモード）
• プログラム可能な閾値での割り込みピン
• プログラム可能な動作モード：
  • フリーラン、ワンショット、低速出力データレート
• NIST トレーサビリティ
• Qwiic Micro フォームファクタ

資料

• 回路図（pdf）
• Eagle ファイル（ダウンロード）
• ボード寸法
• 接続ガイド
• データシート(STTS22H)
• STTS22H Arduino ライブラリ
• GitHubハードウェアレポ

製造元希望小売価格：6.95ドル（税別）
製造元の販売ページ：http://www.sparkfun.com/product/…

商品コード: SFE-SEN-21273