Qwiic - TMAG5273搭載リニア3Dホール効果センサ

磁場、強さ、向きを３次元で検出できる標準サイズのQwiicモジュール（25.4 x 25.4 mm）です。低消費電力・高精度の磁場センサTMAG5273を搭載、磁気近接センサ、ドア/ウィンドウセンサ、モバイルローター制御などの用途にピッタリです。

テキサス・インスツルメント（TI）社の TMAG5273はリニア磁気レンジの設定を±40 mTまたは ±80 mTに選択でき、ゲインおよびオフセット補正機能付き角度計算エンジン（CORDIC）を内蔵、様々な用途で使用できます。さらに内蔵の磁気不正変更検出とウェイクアップ/スレッショルド設定は、I²Cインターフェース経由か、あるいは専用割り込みピンだけで割り込みをトリガーするか選択できます。

アクティブモード電流はわずか2.3 mA、スリープモード電流は 1 µAで、 標準精度±0.5 %の高精度 、Disableボタン（同名ピンに接続）、温度センサ内蔵で、低消費電力高精度磁気センサを必要とする方には最適かつ経済的な選択肢です。

リニア3Dホール効果センサは、I²Cで通信し、各ピンはQwiicシステムに引き出されているのでハンダ付けは不要です。I²Cピンは2.54 mmピッチのピンにも引き出されています。

Qwiicシステムとは

Qwiicシステムには、I²Cのセンサ、アクチュエータ、シールドとケーブルが全て揃っているので、プロトタイプがより迅速かつ簡単にできます。

また、全てのQwiicボードには1 mmピッチ、4ピンのJSTコネクタを使用しているため、小さく収まり、かつ分極化しているため、接続を誤ることもありません。

ブレークアウト基板

• 寸法 : 25.4 x 25.4 mm 標準フットプリント
• 2 x 水平Qwiicコネクタ
• 4 x 取り付け穴：
• M4-40 ネジ
• 6 x PTH ピン
  • 3V3、GND、SCL、SDA、INT、Disable
• 電源 LED（赤）
• Disableボタン

TMAG5273 ホール効果素子

• 設定可能I²Cアドレス（7 bit）：
  • 0x35（デフォルト）
• 磁気レンジ（感度）：
  • ± 40mT（820 LSB/mT）
  • ± 80mT（410 LSB/mT）
• 磁気ドリフト： 5%
• 回転精度： ± 0.5°/360° 回転
• 電源電圧：1.7 ～ 3.6 V
  • スリープモード電流：5 nA
  • ウェークアップ/スリープモード電流：1 µA
  • アクティブモード電流：2.3 mA
• 動作温度：–40 ～ 125°C
• 内蔵温度補正/測定
  • 範囲： -40 ～ 170°C
• 設定可能データレート
  • CRC対応

資料

• 回路図
• Eagleファイル（ダウンロード）
• 寸法図
• 接続ガイド
• データシート(TMAG5273)
• Qwiic情報ページ
• TMAG5273 Arduino ライブラリ
• GitHub ハードウェアレポ

メーカーの販売ページ：https://www.sparkfun.com/products/…
メーカー希望小売価格：5.95ドル（税別）

商品コード: SFE-SEN-23880