SenseCAP Watcher W1-A(透明色)
送料区分: 650
商品コード: SEEED-113991315
発売日: 2024-11-14
在庫数: 17
短いURL: ssci.to/10010
カメラ、マイク、スピーカーを備えた物理AIエージェントです。LLMと連携して、言葉で伝えたことを理解して、周囲を認識し、それに応じてアクションを実行することが可能です。ESP32S3をベースに、画像処理とベクトル処理に優れたArm Cortex-M55およびEthos-U55を備えたHimax WiseEye2 HX6538 AIチップが組み込まれています。
本製品の筐体は透明色です。白色のバージョンも取り扱いがあります。また、専用の三脚も扱っています。
特徴
何を監視するのかを口頭で指示するだけで、指定したイベントが発生したときに通知を届けさせることが可能です。
ボタンを押して指示を伝えられるほか、SenseCraft Appから送信することもできます。
内蔵のカメラとAIモデルにより、人やペット、果物など、さまざまなものを検出することが可能です。さらに、LLMと接続することで、単に写っているものを検出するだけでなく、それらの動作や状況を分析する、より強力な機能を備えています。例えば、「犬がボールで遊んでいる」、「人が0人部屋にいる」、「配達業者の制服を着た人が訪れる」などのイベントを検出し、ユーザーに報告します。
常時ChatGPTなどのLLMを呼び出すと、高いコストが発生してしまいます。そこで、 デバイス内蔵のAIと外部のLLMを組み合わせて利用します。「犬が紙を引き裂いていたら教えて」というタスクを与えた場合、内蔵AIが犬を検出した場合のみLLMをトリガーします。これにより、LLMのコストは大幅に削減されます。
指定されたイベントを検出したとき、音声で応答することが可能です。例えば、本製品を販売フロアに設置し、「誰かがピンクのキーボードを手に取ったら教えて」というタスクを与えたとします。イベントを検知したら、次の2つのアクションを実行させます。まず、「すばらしい選択です!その製品は、Pink Royalタイプライターから着想を得ているんですよ!」という音声を流します。同時に、フロアの担当者には「最新のキーボードに興味を持っている人がいます!すみやかに販売棚に向かってください。」というテキストメッセージを送信します。他にも、ティッシュを破っている犬に辞めるよう言ったり、タバコを吸っている人に、「そこは禁煙です」と伝えたりするなど、さまざまなユースケースが想定されます。※これらは一例です。実行するには、外部のLLMなどと接続する必要があります。
また、ホームアシスタントに接続して、家電を操作させたり、外部センサを接続して、さまざまな情報を得たりすることができます。背面に搭載されたGroveコネクタを通じて、100種類以上のGroveセンサを自由に接続することが可能です。例えば、室温に応じて部屋の温度をコントロールするアプリケーションなどを実現できます。
さらに、Node-REDを用いて、検出した情報をインターネットのどこにでも飛ばすことが可能です。
Arduino / ESP32 / Raspberry PiのようなMCUやSBCにも、UART、HTTP、USBなどを通じて接続することが可能です。これによってさらに幅広い種類のアプリケーションを実現できます。
実行している状態によって、表情が変化します。デフォルトの表情以外にも、PNG画像ファイルで、独自の表情をアップロードすることが可能です。さらに、UIを独自にカスタマイズすることもできます。デフォルトのUIは、Squarelineを使用しています。
本製品は、オープンソースです。このため、プライバシーに関わる情報も含め、その仕組を完全に理解することが可能です。さらに、オンプレミス運用を選択することもできます。設定、指示の解釈、LLMへのアクセスはすべてSenseCraftを経由します。したがって、すべてがプライベートに保存および実行され、ユーザーのモデルやデータは、外部に保存されることはありません。SenseCraft は Windows/MacOS/Linux 上で実行できます。 ローカルLLMを搭載しているため、下記の性能を満たしていることが必要です。
商用グレードの信頼性を担保したい場合、本製品とNVIDIA Jetson AGX Orinを組み合わせるのが最適です。24時間稼働を前提とした高い信頼性を持ち、小型で低消費電力です。GeForce RTXなどのコンシューマー向けの製品に比べ、3倍以上消費電力を削減することが可能です。
サブスクリプション
Seeed Studioからサブスクリプションが提供されています。
Basicは、月に3000回の画像解析リクエスト(インターバル15分)、月に200回のLLMチャットリクエストを利用できます。回数は、31日ごとにリセットされます。料金は無料です。
Proは、6.90ドルを支払うことで、20000回の画像解析リクエスト(インターバル30秒)、1000回のLLMチャットリクエストを利用できます。月額制ではなく、使うときに支払う方式です。また、デバイス1台につき、Proプランが無料でついてきます。
オンプレミスは、自分でサーバーを用意してAIを動かす方法です。この方法では、無制限に画像解析やLLMを利用することが可能です。
料金に関する詳細は、こちらをご覧ください。
仕様
三脚や吸盤を取り付けて、壁や机に固定することができます。
さらに、ロボットに取り付けることもできます。
内容物
- 1 x 本体(透明色)
- 1 x 粘着テープ付きユニバーサルホイールとベースプレート
- 1 x 1/4インチネジ穴付き三脚取付け用アダプタ
- 1 x USB-Cケーブル
- 2 x 3x10 mmネジ
資料
製造元希望小売価格:99.00ドル
販売元ページ:https://seeedstudio.com/...
商品コード: SEEED-113991315