USB-PD_Adapter PDA-02S
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商品コード: MIRAIATELIER-003
発売日: 2021-07-07
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受託販売商品
MacBookやニンテンドーSwitchなどのUSB Type-C Power Derivery対応のACアダプタやモバイルバッテリーのようなPDソース機器から、PDOに従った任意の電源を取り出すためのモジュールです。工作した機器の電源として市販のPD対応モバイルバッテリー等を使うことができるので安全に大容量のエネルギーを活用することができます。USB 2.0 の信号線も取り出すことができるので、既存のUSB機器などを簡単にPD対応させることができます。鉛フリー、RoHS対応部品を使用しています。
類似品との違い
- 旧製品PDA-01との違い
- 最大で5 Aの電流を取り出すことができるようになりました。(PDA-01では3 Aまで)
- ただし、3 Aを超える電流を取り出すためにはE-Marker内蔵のケーブルが必要です。
- 類似品PDA-02Pとの違い
- PDA-02P:PDA-01と同じピンヘッダとショートチップによる電圧設定
- PDA-02S(本製品):DIP-SWによる電圧設定(最大高さはUSBコネクタの3.1 mm)
USB-PD・・・
これまでUSBホスト機器やACアダプタから提供されるバスパワー電圧は5 Vを基本に、電流は最大でも2.1 A程度でした。これが USB PD の仕様上は20 V, 5 Aまで拡張されました。ただし、ケーブルを繋いだだけで得られるのは5 Vまでであり、それを超える電圧を得るためには PD のために設けられた CC の通信線を用いてソース機器と通信を行う必要があります。また、従来のモバイルバッテリーではスマートフォンなどを充電完了した際に自動的に出力をオフにする機能があるため、消費電流の小さな負荷を接続した際に意図せず出力をオフにされてしまう問題がありました。USB PD 対応出力のあるモバイルバッテリーであればこの問題を回避することができます。
注意
- 電圧設定方法などはサポートページからご確認ください。
- 全ての USB PD ソース機器との接続や動作を保証するものではありません。
- ケーブルを抜き差しする際はコネクタが真直ぐになるように取り扱い、こじらないようにしてください。機械的、電気的に本機を破損する恐れがあります、
- USB PD 規格仕様により、VBUSに接続できる容量に制限があり、PDのネゴシエーション後で最大100 uFです。大容量の負荷を接続した場合にPDソース機器が過電流保護を働かせる場合があります。その際には負荷側にロードスイッチや電流制限等を設けてください。
- USB PD ソース機器が対応した電圧のみ取り出すことができます。設定した電圧が必ず取り出せるものではありません。
- 本機を用いて取り出せる電圧、電流は20 V, 5 Aまでです。
- 本機上には出力電圧や出力電流を制限する仕組みがありません。過負荷等により発熱する恐れがありますので、必ず出力電圧や電流を確認の上使用してください。PDの規格に準拠したソース機器であればPDOに合わせた電流制限などの保護機能があり、ショート等が起こっても安全である筈ですが、負荷に合わせた適切な保護機構を設けることをお勧めします。
- 電圧設定を誤ると接続先の危機を破損してしまう恐れがあります。よく確認してから電源を投入してください。製品へ組み込む際は利用者の責任において安全対策を行ったうえで管理・使用してください。
- 検査後に出荷しています。基板の取扱や接続する機器によって容易に破損する可能性があります。取扱には注意してください。
- 購入時期により画像とは使用部品等が異なる場合があります。
- 本機を使用したことによるいかなる損害については保証いたしかねます。
資料
- サポートページ(GitHub)
- 基板サイズ(図面)
こちらの商品は、みらい工房さんからの_受託販売商品_です。
輸送上の問題は当社が責任を負います。技術的なご質問には、当社ではお答えできません。上記技術資料のページなどをご参照の上、ご自身で解決していただく必要があります。
商品コード: MIRAIATELIER-003