FeatherWing - CAN Bus（MCP2515）

MCP2515コントローラ、TJA1051/3トランシーバ搭載のFeather用CANバス拡張ボードです。全てのFeatherボードで動作します

CANバスは元来、車両バス用に設計された小規模ネットワーク規格です。現在では I²C以上の範囲やアドレス指定が必要とされ、Ethernet接続可能なピンや計算能力を持たないロボットやセンサネットワークに使用されています。CANは2線式差動で、長距離や雑音の多い環境での使用に優れています。

ArduinoやCircuitPython対応ドライバが用意され、必要となるのはSPIポートとCS（チップセレクタ）、IRQピンだけです。最大1 Mbpsで標準または拡張フォーマットのメッセージを送受信できます。

特徴

• 5 Vチャージポンプによる電圧発生：3.3 VでFeatherボードを動作させていても、トランシーバが必要とするクリーンな5 Vを生成します。
• 3.5 mmターミナルブロック：付属品をハンダ付けして、High/Lowデータラインとグラウンドピンに素早くアクセスできます。
• 120 Ω 終端抵抗：ボード表面のジャンパ（TERM）をカットして終端抵抗を外せます。
• CANデバイス接続で一般的に使用されるDE-9コネクタ（別売）をボードエッジにハンダ付け可能：L/Hはそれぞれピン2、7に接続します。 コネクタはODB-IIケーブルにつなぎ、車両のCANネットワークに接続できます（メッセージ解読にはソフトウェアが必要）。
• I²C Featherポート左の二つのピンにあらかじめ接続されたCS/INTピン：通常、ピン5、6ですが、番号が異なるFeatherもあります。裏面のジャンパをカットして、ブレークアウトパッドにより任意のIOピン2本に接続できます。

MCP2515仕様

• 最大ビットレート：1 Mbps
• CAN コントローラ：1
• 内部 CAN クロック：なし
• LPM 最大電流：0 uA
• メッセージRAM：0 kB
• 最小動作電圧：2.7 V
• 最大動作電圧：5.5 V
• Rx バッファ：2
• SPI インターフェース：あり
• シリアルバス速度：10 MHz
• 最大スタンドバイ電流：0 uA
• 最低動作温度：-40°C
• 最高動作温度：125°C
• タイムスタンプ：0 Bits
• TX バッファ：3
• TX イベントFIFO：0
• TX キュー：0
• CAN FD：なし
• 製品寸法：50.6 x 22.7 x 4.0 mm
• 製品重量：4.5 g

資料

• データシート
  • MCP2515
  • TJA1051/3データシート

製造元の販売価格：12.50ドル
製造元の販売ページ：https://www.adafruit.com/product/...

商品コード: ADA-5709