Wio Terminal用Wi-SUN HATキット

Wio Terminal（Seeed社製）向けWi-SUN HATのキットです。本HATを使用することで、Wio TerminalのUART経由でWi-SUN通信（スマートメータ通信など）を行うことができます。ケース底面はピンソケットが露出しているので、別のHATを連結することができます。

仕様

• Wio Terminalの消費ポートは以下の通りです。他のハードウェアを併用する場合はご注意ください。
  • TxD(8pin)、RxD(10pin)、GPIO18(12pin)
• 基板上の空きスペースがユニーバーサルパターン（8×13、うち2×13はVCCとGND）となっているので、ちょっとした回路を実装することができます。
• サイズ：72 mm×57 mm×18.4 mm

内容物

• Wi-SUNインタフェースボード
• 専用ケース（3Dプリンタによる出力）
• ラズパイ用連結ピンソケット
• 1×9ピンソケット（基板に実装済み）
• 2×9ピンソケット（基板に実装済み）
• ラバーダックアンテナ
• 基板固定用タッピンネジ

実装例

注意点

• ラズパイ用連結ピンソケットは、ソケット高さが低く（13.5 mm→8.5 mm）なるように加工しています。ピンが抜けやすくなっていますので、（ピンの高さが揃っているか）確認しながら半田付けを行ってください。
• 添付のラバーダックアンテナはWi-SUNモジュールの推奨品ではありませんが、当方では問題なく使用できており低価格なので選定したものです。推奨品が必要な方は、下記のアンテナリストを参考になさってください。
  • BP35C0 推奨品
  • BP35C0-J11 推奨品

使用例

• Wi-SUN HATを利用したアプリケーションで、Wi-SUNベースのスマートメータ通信をEthernetベースに変換するものです。（Echonet LiteコントローラからはEthernet接続されたスマートメータに見えます）
• Wio TerminalのLCDにも測定値が表示（電力／電流の瞬時値、過去24時間の電力量）されているので、スタンドアロン利用も可能かと思います。
• ソースプログラムはGitHub（https://github.com/katsumin/Wio_WisunGateway）で公開していますが、下記の条件があります。
  • Wio TerminalのWiFiに対応していません。別途、WIZ5500ioが必要です。
  • 無線モジュールは、BP35C0-J11のみ対応しています。（BP35C0は未対応です）

資料

• プロダクトページ

WinDesignさんからの_受託販売商品_です。輸送上の問題は当社が責任を負います。技術的なご質問には、当社ではお答えできません。上記技術資料のページなどをご参照の上、ご自身で解決していただく必要があります。

商品コード: WINDESIGN-018