SARA-R410M LTEモジュールピッチ変換基板
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商品コード: SSCI-062008
発売日: 2020-12-03
在庫数: 19
短いURL: ssci.to/6200
LTE Cat.M1に対応したu-bloxのLTEモジュール、SARA-R410M-63Bを2.54mmピッチに変換する基板です。NTT DoCoMoとSoftBankのnano SIMが使えます。
Raspberry Piと接続するための基板「Raspberry Pi用 SARA-R410M LTEモジュールアダプター」あります。また合わせてRaspberry PiでPPP(Point-to-Point Protocol)接続する方法を公開しています。
マイコンとの通信(ATコマンドやデータ通信)用に非同期シリアル・インターフェース(UART)が搭載されています。
基板の電源電圧は5Vです。+5V
端子に0.5A以上連続して供給できる5V電源を接続してください。LTEモジュールの電源電圧3.8Vは基板上で作っているので外部からの供給は不要です。
信号のI/O電圧は1.8Vです。一般的なマイコンとつなぐためには電圧の変換が必要です。NTB0104 レベルシフタ ピッチ変換済みモジュールなどをお使いください。
1V8_OUT
端子から1.8Vが供給されます。電圧変換ICまた制御用マイコンの電源に使えます。最大負荷電流は70mAです。
LTE対応アンテナとしてTaoglasのFXP14.07.0100Aが付属します。U.FLコネクタにアンテナを接続してください。
仕様
- 搭載LTEモジュール : SARA-R410M-63B
- 対応LTEバンド : 1, 8, 19
- 最大通信速度 : 下り300 kbit/s 上り375 kbit/s
- 対応キャリア : NTT DoCoMo、SoftBank
- 対応SIMサイズ : nano SIM
- 基板の電源電圧 : 5V
- I/O電圧 : 1.8V
- 技術基準適合認定番号 : D180083003
工事設計認証番号 : 003-180155
内容物
- SARA-R410M LTEモジュールピッチ変換基板
- LTE対応アンテナ
非同期シリアル・インターフェース
ボーレートは115200bps、8データビット、1ストップビット、パリティビットなし。RXD
端子は送信(出力)、TXD
端子は受信(入力)です。ハードウェアフロー制御は未サポートですがRTS
端子はLOWレベルを設定してください。
電源ON
電源投入後、一定時間PWR_ON
端子にLOWレベルを設定してください。
ATコマンド
SORACOM Airのplan-D(ドコモ回線)を使ってインターネットに接続する手順を示します。AT
で始まる文字列がATコマンドです。ATコマンドの詳細はSARA-R4 AT Commands Manualを参照してください。
接続回線にNTT DoCoMo
を選択します。
AT+UMNOPROF=20
OK
AT+CFUN=15
OK
SORACOMのAPN名、ID、パスワードを設定します。
AT+COPS=2
OK
AT+CGDCONT=1,"IP","soracom.io"
OK
AT+UAUTHREQ=1,1,"sora","sora"
OK
AT+COPS=0
OK
割り当てられたIPアドレスの確認、名前解決できるか(インターネットに接続できているか)確認します。
AT+CGDCONT?
+CGDCONT: 1,"IP","soracom.io","10.248.23.108",0,0,0,0
OK
AT+UDNSRN=0,"www.google.com"
+UDNSRN: "172.217.26.36"
OK
資料
- SARA-R410M LTEモジュールピッチ変換基板を使ってRaspberry PiでPPP(Point-to-Point Protocol)接続する方法
- モジュールメーカー商品ページ SARA-R4シリーズ
- 回路図(PDF)
-
基板外形図
- FXP14.07.0100A アンテナデータシート(PDF)
- LTEモジュール SARA-R410Mをつかってみた(スイッチサイエンスマガジン)
- 待機電流100uAのIoTボタンを作ってみた。(スイッチサイエンスマガジン)
商品コード: SSCI-062008