Arduino Portenta H7

Cortex M7（最高480 MHz）とCortex M4（最高240 MHz）の2コア構成のSTM32H747を使ったボードです。他のマイコンボードと同様なICピッチのスルーホール以外に二つの80ピン高密度コネクタを備えます。2コア採用により、例えばArduinoとMicroPythonのコンパイルコードを同時に実行させ、コア間で互いに通信させるようなことが可能となります。

産業用機械制御やロボティクスコントローラ、コンピュータビジョンなど高度なパフォーマンスが要求される用途に適しています。

※ 本製品の技適マークはパッケージに表示されていますので、パッケージは大切に保管してください。

特徴

• デュアルコアのSTM32H747搭載
  • Cortex M7（最高480MHz）とCortex M4（最高240MHz）の2コア構成
    • 例えばArduinoとMicroPythonのコンパイルコードをそれぞれで実行させ、コア間で互いに通信させることが出来ます
    • リアルタイム性が必要なアプリケーションで有用です
  • Chrom-ARTグラフィックアクセラレータ
  • 2 MB フラッシュメモリ、1 MB RAM
  • 22 x タイマー／ウォッチドッグタイマー
• 16MB SDRAM
• SDカードスロットインターフェース（高密度コネクタ経由で利用可能）
• セキュリティチップ：NXP SE0502、Microchip ATECC608A
• Ethernet PHY（10/100 Mbps・高密度コネクタ経由で利用可能）
• 無線機能（Wi-Fi）： 802.11b/g/n、最高65 Mbps
• 無線機能（Bluetooth）：BLE 5、BLE 4.2
• カメラインターフェース（8 bit・最高80MHz）
• ディスプレイインターフェース（MIPI DSI host・MIPI D-PHY、高密度コネクタ経由で利用可能）
• 電源管理制御：MC34PF1550、MAX17252
• USBインターフェース：タイプCコネクタ実装、ホスト／デバイスモード、ハイスピードまたはフルスピード
  • DisplayPort over USB-C, USB-PD（Power delivery）サポート
• 二つの80ピン高密度コネクタにより高い拡張性を確保
• 二つのICピッチ（2.54 mm間隔）スルーホール端子部（2 x 14ピン）
  • GPIO(D0～D14、A0～A4、D20/A5、D21/A6)、AREF、nRESET、電源ピン
  • UART、I²C、SPI、PWMに割当できます。
  • 1x14ピンのヘッダー／ピンソケット／スタッキングコネクタが利用できます
    　　なおDIP-IC状に加工した場合、800 mil幅となります
• 5ピンSHコネクタ：I²C、電源など
• LiPo電池用コネクタ：3.7 V・単セル・700 mAh以上の容量の電池を接続可能
  LiPo電池は付属しません
• ADC：3 x ADC（最大分解能16 bit、最大36 ch、最大3.6 MSPS）
• DAC：2 x DAC（12 bit、1 MHz、A6ピンのみユーザーアクセス可能）
• リセットスイッチ、RGB-LED、バッテリー充電表示LED、
• 電源：5V3A（USB-Cコネクタ）、VIN（ICピッチスルーホール）、SHコネクタ（LiPo電池）

• 外形寸法：66.04 x 25.40mm

• 【ブロック図】
  

• 【ICピッチ端子部ピン配置】
  
• 【応用例】
  Monitoring IV fluid bag levels with the Arduino Portenta H7 and Vision Shield

内容物

• 1 x Portenta H7（ABX00042）本体
• 1 x U.FLアンテナ

資料

• ドキュメント
• ピン配置
• 回路図
• Portenta H7データシート
• STM32データシート

製造元希望小売価格：113.90ドル（税別）
製造元の販売ページ：https://store-usa.arduino.cc/...

商品コード: ARDUINO-ABX00042