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12月27日(金)正午12時入金分まで年内出荷いたします。それを過ぎると1月6日(月)以降の出荷となりますのでご注意ください。
また年始は数日の間当日出荷ができない可能性がございます。詳細につきましてはこちらの記事をご確認ください。

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SKU 9637

VL53L8CX搭載 ToF 8×8ゾーン 距離センサ(400 cm)

送料区分: 200

商品コード: POLOLU-3419

発売日: 2024-04-25

在庫数: 23

短いURL: ssci.to/9637

¥4,501 (税込)
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ST社のレーザー測距センサ VL53L8CX を使った距離センサです。I2CまたはSPI経由で最大 4 mまで高速かつ正確に測定できます。

マルチゾーンで複数ターゲットへの距離を同時測定し、解像度 8 x 8 までのデプスマップデータを提供します。以前のバージョンと比べて、周辺光での性能が改善されています。

電圧レギュレータとレベルシフタを搭載、入力電圧 3.2 ~ 5.5 Vで動作します。ピンは2.54 mmピッチで、ブレッドボードやユニバーサル基板を簡単に使用できます。

注意:
VL53L8CX の初期化と読み取りデータ処理には、大量のRAM/コードスペースが必要(90 KB以上のプログラムメモリ)となるので、8 bitマイコンでの使用は非推奨です。VL53L1XVL53L0XVL6180X 搭載モジュール(マルチゾーン/マルチターゲットには非対応)をご検討ください。

概要

VL53L8CXは 940 nm クラス1レーザーを内蔵した小型の3D LiDARシステムです。物体距離を推定するのに反射光の強さを利用する従来のIRセンサとは異なり、ST社のFlightSenseテクノロジーを使用、赤外線レーザ光パルスが物体に到達し、反射して戻ってくるまでの時間を正確に測定します。この手法は周辺光の条件や色、形状、テクスチャー、反射率などのターゲット特性には依存せず(センサの最大距離範囲には影響)、絶対距離を測定します。

VL53L8CX は、ベーシックモデルのToFセンサとは異なり、視野を4 x 4 または 8 x 8のグリッドのゾーンに分割して、ゾーン毎にマルチターゲットを含む個別の測定値を読み取るマルチゾーン測距出力を行います。つまり、単一の距離計測を行うのではなく、低解像度デプスマップを作成することができます。

以下はVL53L8CXと同種期のを持つVL53L5CXで作成したマップの画像例です。


VL53L5CX ToFセンサで検出されたコーヒーカップ

特徴

  • 測距範囲: 2~400 cm
  • エミッタ:940 nm 不可視光 Class 1 VCSEL(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser)
  • 検出器:SPADS(Single Photon Avalanche Diode)受光アレイ
  • 視野角(FoV):65° 対角 (45° 水平/垂直)
  • 出力フォーマット(I2C/SPI):ヒストグラム
  • 動作電圧:3.2~5.5 V
  • 電源電流:約 100 mA(デフォルト設定、アクティブ測距中の平均電流値)
  • ピーク電流: 150 mA
  • 寸法:13 × 23 × 3 mm
  • 重量:0.7 g (ヘッダピン除く)

VL53L8CXの使用

注意:センサ保護ライナーがついている場合は、はがしてご使用ください。

ピン配置

PIN Description
CORE/IOVDD 安定化1.8 V出力。最大約50 mA給電可。
AVDD 安定化3.3 V出力。最大約220 mA給電可。
(VIN < 3.4 Vでは、AVDD < 3.3 Vになるが、AVDD 3.13 Vまで動作可)
VIN 3.2 ~ 5.5 V の電源に接続。レベルシフタ―は全IOラインをこのレベルにセット。(デフォルトはプルアップ)
GND 0 Vに接続。 I2C または SPI の制御ソースはこのボードの共通グランドをシェアする必要あり
SDA/MOSI レベルシフト後の I2C/SPI データ。
SCL/MCLK レベルシフト後の I2C/SPI クロック。
MISO レベルシフト後の SPIデータ出力。
CS レベルシフト後の SPI イネーブル。(NCS)
アクティブロー。デフォルトはプルアップ。
立ち下りエッジでSPI通信開始。
INT レベルシフト後のプログラマブル割り込み出力。
SPI/ I2C レベルシフト後の SPI/I2Cモードセレクト。(SPI_I2C_N)
デフォルトはプルアップでSPIモードを選択。
ローで I2C モード。トグルで I2Cインターフェースをリセット。
LP レベルシフト後のI2C ディスエイブル入力。(LPn)
アクティブロー。デフォルトはプルアップ。
プルダウンで I²C 通信ディスエイブル。
I²C アドレス変更時に使用。
SYNC レベルシフト後の 外部同期ピン。
立ち上がりエッジでシングルショット測距可能。



注意:VL53L8CXモジュールのレベルシフタは、 外部負荷に敏感です。 できるだけ短く(理想的には8 cm以下)配線する、他のデバイスをI2C/SPIバスに追加しないなどを行ってください。また、レベルシフタによる発振がある場合、インターフェースラインに数10 pF程度のコンデンサを追加してください。

回路図

Pololu ST ToFセンサ

VL6180X VL53L0X VL53L1X VL53L3CX VL53L5CX VL53L7CX VL53L8CX
測距範囲: 約1 cm~60 cm 約3 cm~200 cm 4 cm~400 cm 1 cm~500 cm 2 cm~400 cm 2 cm~350 cm 2 cm~400 cm
視野角: 25° 25° 15° ~ 27° 25° 65°/最大8×8 ゾーン 90°/最大8×8 ゾーン 65° /最大8×8 ゾーン

資料


製造元希望小売価格 : 24.95ドル(税別)
製造元の販売ページ : https://www.pololu.com/product/...

商品コード: POLOLU-3419