Conta™ ベースシールド
送料区分: 200
商品コード: SSCI-027694
発売日: 2016-06-02
在庫数: 100+
短いURL: ssci.to/2769
センサなどを乗せたConta規格の小型基板(Contaモジュール)を、Arduinoや互換機に繋ぐためのシールドです。最大6つのモジュールを同時接続できます。
Contaモジュールとシールドは、I2C・SPI・アナログ/デジタル入力(汎用IO)による接続が可能で、複数のモジュール、複数のインターフェースが共存可能です。
※Conta規格とは、breakout基板の外形・コネクタ・信号配列などに一定の規約を設けることで、各基板間の相互接続性を確保するための規格です。Contaシリーズの全製品カタログはこちらからご覧いただけます。
内容物
- シールド基板 × 1
- ナイロンスペーサー(M2 × 8 mm) × 12
- ナイロンネジ(M2 × 5 mm) × 12
スペーサーの精度のばらつきによりネジの締め付けが固いことがあります。ナイロンスペーサを取り付ける際には、ネジの垂直を確認しながら慎重に取り付けてください
基板仕様
- Contaモジュールコネクタ × 6
(M1~M6のU字のコネクタ1組で1モジュール分です) - I2Cバスはプルアップ済み(抵抗:2.2 kΩ)
- 各 I2Cコネクタの IO4 信号はプルアップ済み(抵抗:4.7 kΩ)
- シールドの全ての部品は実装済み
使い方
- M1 から M6 の Contaモジュールには様々なモジュールを同時に接続できます。
- 各モジュールには2つの固定用ネジ穴が用意されていて、対応するシールド側の取付け穴に固定できます。
- Conta モジュールコネクタは 3グループのコネクタで成り立っています。
- コネクタ1 → I2Cコネクタ
- コネクタ2 → SPIコネクタ
- コネクタ3 → 拡張コネクタ
- I2Cコネクタ、SPIコネクタ、拡張コネクタはそれぞれ独立しているので共存できます。(ジャンパー未加工の場合)
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3.3V/5.0Vのどちらのモジュールも接続できます。5V が不要なモジュールでは、5Vピンは実装されていません。
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M1からM6の I2Cコネクタについて
- 基板全体で同一の I2Cバスに接続されているので、M1~M6のコネクタは全て等価です。
- I2C 接続のモジュールを、最大6個まで同時に接続できます。
- 各モジュールの IO4 ピンは、コネクタ(JP3)の D2~D7 に接続されてます。
- I2Cバスはコネクタ(JP4)の SCL/SDA と接続されています。
- 基板表面のジャンパ(SJ13)をショートさせると、コネクタ(JP2)の A4 と SDA が接続されます。
- 基板表面のジャンパ(SJ14)をショートさせると、コネクタ(JP2)の A5と SCL が接続されます。
- ジャンパ(SJ13/SJ14)をショートさせた場合は、M5/M6の IO1 は使用不可となります。
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M1 から M6 の SPIコネクタについて
- SPI 接続のモジュールは M1~M6 のどこにも接続できます。
- SPI コネクタはA/B 2つのグループに分かれていて、それぞれモジュールを1個づつ接続できます。このため、シールド全体で使えるSPI接続のモジュールは最大2個です。
- Aグループ:M1/M3/M5 がAグループで、SS信号を共有しています。SS信号はコネクタ(JP4) の D10 に接続されてます。
- Bグループ:M2/M4/M6 がBグループで、SS信号を共有しています。SS信号はコネクタ(JP4) の D9 に接続されてます。
- よって、グループが異なる M1 と M2 や、M3 と M6 などは同時に接続できますが、M1 と M5 は同じグループ内なので同時には使えません。
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M1からM6の汎用コネクタについて
- 汎用コネクタの IO1 のみを利用するモジュールは、最大6個まで同時に接続可能です。
- 各モジュールの IO1 は、コネクタ(JP2)の A0~A5に接続されてます。
- 汎用コネクタの IO2/3 はバスになっているので、基板全体で1つのみ接続可能です。
- 各モジュールの IO2 は共通の配線で、コネクタ(JP3) のD1に接続されてます。
- 各モジュールの IO3 は共通の配線で、コネクタ(JP3)のD0に接続されてます。
- 各モジュールの IO2/3 は基板裏のショートジャンパをカットすることでバスから分離可能です。
使用例
付属のナイロンスペーサーとネジを利用して、「BD1020HFV(温度)モジュール」「BD7411G(ホールセンサ)モジュール」を接続したところ
資料
商品コード: SSCI-027694