Raspberry Pi用Conta™ベースボード
送料区分: 200
商品コード: SSCI-036771
発売日: 2018-02-07
在庫数: 33
短いURL: ssci.to/3677
センサなどを乗せたConta規格の小型基板(Contaモジュール)を、Raspberry Pi(B+以降)に繋ぐためのベースボードです。最大6つのモジュールを同時接続できます。
Contaモジュールとベースボードは、I2C・SPI・アナログ/デジタル入力(汎用IO)による接続が可能で、複数のモジュール、複数のインターフェースが共存可能です。
※Conta規格とは、breakout基板の外形・コネクタ・信号配列などに一定の規約を設けることで、各基板間の相互接続性を確保するための規格です。Contaシリーズの全製品カタログはこちらからご覧いただけます。
内容物
- ベースボード基板 × 1
- ナイロンスペーサー(M2 × 11 mm) × 12
- ナイロンネジ(M2 × 5 mm) × 24
基板仕様
- Contaモジュールコネクタ × 6
(M1~M6のU字のコネクタ1組で1モジュール分です) - Contaモジュールコネクタの 5V ピンは未結線です。
- アナログ入力用 A/Dコンバータ搭載(ON Semiconductor:NCD9830)
- 各 I2Cコネクタの IO4 信号はプルアップ済み(抵抗:4.7 kΩ)
- ベースボードの全ての部品は実装済み
アナログ入力(NCD9830)について
- ON Semiconductor 社の NCD9830 を搭載
- 8bit / 8channel
- 基準電圧は 3.3V
- インターフェースは I2C
- I2C アドレスの初期値は「0x48(7bit 表記)」
- I2C アドレスは基板表面のソルダージャンパー(A0/A1)の加工で変更可能
- A/Dコンバータの CH7 ~ ch2 は M1 ~ M6 の IO1 に接続
- A/Dコンバータの CH0、CH1 は基板上のスルーホールに接続
アナログ入力をするには上記の A/D コンバータを利用します。よってソフトウェアからは、I2C バスライブラリを経由してアクセスする必要があります。詳細は NCD9830 のデータシートやソースファイル(Python)を参考にしてください。
使い方
- M1 から M6 の Contaモジュールには様々なモジュールを同時に接続できます。
- 各モジュールには2つの固定用ネジ穴が用意されていて、対応するベースボード側の取付け穴に固定できます。
- Conta モジュールコネクタは 3グループのコネクタで成り立っています。
- コネクタ1 → I2Cコネクタ
- コネクタ2 → SPIコネクタ
- コネクタ3 → 拡張コネクタ
- I2Cコネクタ、SPIコネクタ、拡張コネクタはそれぞれ独立しているので共存できます。
- 3.3Vのモジュールのみ接続できます。
-
5.0Vピンはオープンになっています。
-
M1からM6の I2Cコネクタについて
- 基板全体で同一の I2Cバスに接続されているので、M1~M6のコネクタは全て等価です。
- I2C 接続のモジュールを、最大6個まで同時に接続できます。
- 各モジュールの IO4 ピンは、Raspberry Pi の GPIO ピン(コネクタ(J1)の 12,11,15,13,18,16ピン)に接続されてます。
- 各モジュールの IO4 ピンは 4.7k の抵抗でプルアップされてます。
- I2CバスはRaspberry Pi の SCL1/SDA1(コネクタ(J1)の 5,3ピン) と接続されています。
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M1 から M6 の SPIコネクタについて
- SPI 接続のモジュールは M1~M6 のどこにも接続できます。
- SPI コネクタはA/B 2つのグループに分かれていて、それぞれモジュールを1個づつ接続できます。このため、ベースボード全体で使えるSPI接続のモジュールは最大2個です。
- Aグループ:M1/M3/M5 がAグループで、SS信号を共有しています。SSA信号はコネクタ(J1)の 24pin に接続されてます。
- Bグループ:M2/M4/M6 がBグループで、SS信号を共有しています。SSB信号はコネクタ(J1)の 26pin に接続されてます。
- よって、グループが異なる M1 と M2 や、M3 と M6 などは同時に接続できますが、M1 と M5 は同じグループ内なので同時には使えません。
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M1からM6の汎用コネクタについて
- IO1のアナログ入力のみを利用するモジュールなら最大6個まで同時に接続可能です。
- IO1はアナログ入力専用です。
- M1の IO1から M6 の IO1は、順番に A/Dコンバータ の CH7 から CH2 に接続されてます。
- 汎用コネクタの IO2/3 はバスになっているので、基板全体で1つのみ接続可能です。
- M1~M6 の IO2 は共通の配線で、コネクタ(J1)の 8pin に接続されてます。
- M1~M6 の IO3 は共通の配線で、コネクタ(J1)の 10pin に接続されてます。
- M1~M6 の IO2/3 は基板裏のショートジャンパをカットすることでバスから分離可能です。
資料
商品コード: SSCI-036771