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SKU 7161

Raspberry Pi Pico用 Conta™ベースボード(ESP-WROOM-02搭載)

送料区分: 200

商品コード: SSCI-071611

発売日: 2021-11-17

在庫数: 31

短いURL: ssci.to/7161

¥4,400 (税込)
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センサなどを乗せた Conta 規格の小型基板(Conta モジュール)を、Raspberry Pi Pico に繋ぐためのベースボードです。最大四つのモジュールを同時接続できます。

またベースボード上には Wi-Fi モジュール「ESP-WROOM-02」(シリアル接続)も搭載しているので、Raspberry Pi Pico に無線 LAN を追加できます。

Conta モジュールとベースボードは、I2C・SPI・アナログ入力/デジタル入出力(汎用IO)による接続が可能で、複数のモジュール、複数のインターフェースが共存可能です。

Conta 規格とは、breakout 基板の外形・コネクタ・信号配列などに一定の規約を設けることで、各基板間の相互接続性を確保するための規格です。Contaシリーズの全製品カタログはこちらからご覧いただけます。

製品内容

  • Conta ベースボード基板 × 1
  • ナイロンスペーサー(M2 × 11 mm) × 8
  • ナイロンネジ(M2 × 5 mm) × 8
    Raspberry Pi Pico は付属しません

基板仕様

  • Conta モジュールコネクタ × 4
    (M1~M4 のU字のコネクタ1組で1モジュール分です)
  • Conta モジュールコネクタの 5 V ピンは Raspberry Pi Pico 及び電源コネクタから供給されます。
  • 各 I/O ピンは 3.3V 駆動(Raspberry Pi Pico に直結)
  • Wi-Fi モジュール「ESP-WROOM-02」搭載
    (Raspberry Pi Pico とはシリアル接続になります)
  • 5V入力電源コネクタ装備(DCジャック(外径5.5mm、内径2.1mm) 、USB Type-C)
  • ベースボードの全ての部品は実装済み

使い方

  • M1 から M4 の Conta モジュールコネクタには様々なモジュールを同時に接続できます。
  • 各モジュールには2つの固定用ネジ穴が用意されていて、対応するベースボード側の取付け穴に固定できます。
  • Conta モジュールコネクタは 3グループのコネクタで成り立っています。
    • コネクタ1 → I2Cコネクタ
    • コネクタ2 → SPIコネクタ
    • コネクタ3 → 汎用コネクタ
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  • I2C コネクタ、SPI コネクタ、拡張コネクタはそれぞれ独立しているので共存できます。
  • 3.3 V信号系のモジュールのみ接続できます。
  • 5.0 Vピンは Raspberry Pi Pico 及び電源コネクタから供給されます。

M1 から M4 の I2C コネクタについて

  • 基板全体で同一の I2C バスに接続されているので、M1 ~ M4 のコネクタは全て等価です。
  • I2C 接続のモジュールを、最大4個まで同時に接続できます。(I2C アドレスがすべて違う場合)
  • I2C バスは Raspberry Pi Pico の I2C0_SCL(GPIO1)/I2C0_SDA(GPIO0) と接続されています。
  • 各モジュールの IO4 ピンは、Raspberry Pi Pico の GPIO18(M1)、GPIO20(M2)、GPIO22(M3)、GPIO14(M4)、に接続されています。
  • 各モジュールの IO4 ピンは設定次第で PWM 出力になります。

M1 から M4 の SPIコネクタについて

  • SPI 接続のモジュールは M1 ~ M4 のどこにも接続できます。
  • SPI コネクタは 2つのグループに分かれていて、各グループにモジュールを1個接続できます。このため、ベースボード全体で使える SPI 接続のモジュールは最大 2 個です。
  • グループ1:M1とM3 がグループ1で、 Raspberry Pi Pico の SPI1系の信号につながっています。SPI1_SCK はGPIO10、SPI1_MOSI はGPIO11、SPI1_MISO はGPIO12、SPI1_SS はGPIO13に接続されています。
  • グループ0:M2とM4 がグループ0で、Raspberry Pi Pico の SPI0系の信号につながっています。SPI0_SCK はGPIO2、SPI0_MOSI はGPIO3、SPI0_MISO はGPIO4、SPI0_SS はGPIO5に接続されています。
  • よって、グループが異なる M1 と M2 や、M3 と M4 などは同時に接続できますが、M1 と M3 は同じグループ内なので同時には使えません。

M1 からM4 の汎用コネクタについて

  • M1、M2、M4の IO1 はアナログ入力が可能です。基板全体では同時に 3 つのアナログ入力が取れます。
  • M1~M4 の IO1 はGPIOでもあるので、独立したデジタル入出力に設定もできます。
  • M1 の IO1 ピンはGPIO26(AIN0)、M2 の IO1 ピンはGPIO27(AIN1)、M3 の IO1 ピンはGPIO21、M4 の IO1 ピンはGPIO28(AIN2)に接続されています。
  • 汎用コネクタの IO2/IO3 はバスになっていて基板全体で Raspberry Pi Pico と繋がっています。
  • M1 ~ M4 の IO2 は共通の配線で、Raspberry Pi Pico の UART1_RX(GPIO9)に接続されています。
  • M1 ~ M4 の IO3 は共通の配線で、Raspberry Pi Pico の UART1_TX(GPIO8)に接続されています。
  • M1 ~ M4 の IO2/3 は基板裏のショートジャンパをカットすることで、モジュールごとにバスから分離可能です。

Wi-Fi モジュール「ESP-WROOM-02」について

  • Raspberry Pi Pico と Wi-Fi モジュールは、全二重接続のシリアルバスでクロス接続されています。
  • シリアルバスは Raspberry Pi Pico の UART0_TX(GPIO16)⇔ESP02 の RXD / UART0_RX(GPIO17)⇔ESP02 の TXD と接続されています。

Conta の5 V端子について

  • 5 V端子は Raspberry Pi Pico の VBUS(USB 5 V)、USB Type-C(5 V)、5 V DCジャックに接続されています。
  • 各5 V電源はショットキーダイオードを通して接続されるので同時接続可能です。

基板使用例

写真は Conta ベースボードに以下の基板を搭載した状態になります。

資料

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商品コード: SSCI-071611