コンテンツにスキップ
SKU 8296

Picossci DC/サーボモータードライバ(RP2040搭載)

送料区分: 200

商品コード: SSCI-082969

発売日: 2023-11-02

在庫数: 64

短いURL: ssci.to/8296

¥6,930 (税込)
¥6,930 - ¥6,930
Current price ¥6,930

最大で4個のDCモーターと8個のサーボモーターをドライブできるモーター制御基板です。

RP2040 マイコンを搭載した Raspberry Pi HATサイズの基板なので、基板単体でのモーター制御もできますし、Raspberry Pi と連携したモーター制御もできます。

DCモーターの電源電圧は 4.5 V ~ 44 Vと幅広いです。

購入時には初期ファームウェアが書き込まれていて、外部からシリアル通信でコマンドを与えると、各モーターやサーボなどを直接コントロールできます。

製品内容

  • 1 x Picossci DC/サーボモータードライバ 基板
  • 4 x ジュラコン スペーサー(M2.6 x 16.0 mm)
  • 8 x 金属(鉄)ナベ小ネジ(M2.6 x 8 mm)

Raspberry Pi や各種モーター類は含まれません。

基板仕様

  • RP2040マイコン搭載
  • フラッシュメモリ:2 MB (16 Mbit)
  • USB Type-C コネクタ搭載(USB 2.0)
  • BOOTSEL、RESET ボタン搭載
  • I2C 端子搭載
  • SWD 端子搭載
  • 最大で4個のDCモーターを接続可能
  • モータードライバ [4 x TB67H450FNG] を搭載(入力電圧は 4.5 V~44 V)
  • 最大で8個のサーボモータを接続可能
  • 4 chのアナログ入力端子搭載
  • Raspberry Pi 40 pin拡張コネクタ搭載
  • Raspberry Pi 40 pin拡張コネクタ引き出し端子搭載
  • ロジックとモーターに分離した電源端子搭載
  • 汎用LED 2個
  • サイズ : 65.0 × 56.0 mm (Raspberry Pi HATと同サイズ)

コネクタ説明

コネクタ配置図

(1) Raspberry Pi 40pin 拡張コネクタ

  • 標準の Raspberry Pi 40 pin 拡張コネクタにつながります。実装されるコネクタは高さ 13.5 mm(嵌合時 16.0 mm)のものです。
  • Raspberry Pi の GPIO14(TXD0)・GPIO15(RXD0)は RP2040 の GPIO1(UART0_RX)・GPIO0(UART0_TX)にクロス接続されているので、Raspberry Pi ⇔ RP2040 の間で全二重シリアル通信ができます。

(2) Raspberry Pi 40 pin 拡張コネクタ引き出し端子

  • Raspberry Pi 拡張コネクタの信号の引き出し端子です。
    コネクタ2
  • Raspberry Pi の GPIO8 ~ GPIO11 は RP2040 の GPIO2 ~ GPIO5 にもつながっているので、CPU 間通信の拡張や RP2040 側の機能拡張にも使えます。
  • 必要に応じてコネクタを実装してください。

(3) 電源コネクタ

  • 電源コネクタはロジック系電源(LVCC)と DCモーター系電源(MVCC)で構成されていて、二つの電源系は独立しています。
  • LVCC は 5 V で、Raspberry Pi、サーボモーター、RP2040(と周辺回路)に接続されてます。
  • MVCC は 4.5 ~ 44 V で、DCモーターのみの駆動電源です。

(4) サーボ端子

  • PWM 制御の標準的なサーボを 8個接続できます。
  • 各サーボは RP2040 の GPIO8 ~ GPIO15 につながっているので、RP2040 のプログラムですべて制御します。
  • サーボ端子の電源ピンはロジック電源(5.0 V)と直結してるので、サーボの数や消費電力に対応した電源を用意してください。

(5) アナログ入力端子

  • RP2040 の GPIO26(ADC0)~ GPIO29(ADC3)がそのまま端子に接続されてます。
  • RP2040 の設定次第で 汎用の I/O としても利用できます。
  • コネクタの電源は RP2040 と同じ 3.3 V が出力されています。

(6) I2C 端子

  • RP2040 の GPIO6(SDA)と GPIO7(SCL)が接続されてます。
  • RP2040 の設定次第で 汎用の I/O としても利用できます。
  • コネクタの電源は RP2040 と同じ 3.3 V が出力されています。
  • 必要に応じてコネクタを実装してください。

(7) SWD 端子

  • RP2040 の SWD端子の接続ピンです。
  • 必要に応じてコネクタを実装してください。

(8) USB-C コネクタ

  • RP2040 のUSB(Full-Speed)通信用のコネクタです。
  • 電源コネクタの 5.0 V と USB の 5.0 V は並列接続可能ですが、USB 電源単体での Raspberry Pi 及び サーボモーターの駆動はできません。

(9) DCモーターコネクタ

  • 最大で4個の DCモーターを接続できます。
  • 4個のモータードライバ[TB67H450FNG] からの8本の出力が接続されてます。
  • DCモーターの電源電圧(MVCC)は 4.5 V ~ 44 Vと幅広く、ロジック電源から独立しています。
  • 詳しい制御は、回路図及びTB67H450FNGのデータシートを参照してください。

サンプルプログラム

  • 初期ファームウェア
    購入時に RP2040 に書き込まれているモーター制御プログラムです。Raspberry Pi から全二重シリアル通信でコマンドをやり取りすることで、各モーター、サーボなどをコントロールできます。
    ファームウェアには Arduino言語版とMicroPython版があります。Arduino 言語版は 直接 .uf2 バイナリファイルを書き込んでください。MicroPython版はMicroPython本体を書き込んだ後に、Thonny などからファームウェア本体を追加で書き込んでください。(RP2040 に書き込む場合にはファイル名を”main.py”にして自動実行されるようにします)
  • ホスト側サンプルプログラム
    初期ファームを制御するホスト側のサンプルプログラムです(Python系のコード)。Raspberry Pi 4 版(Python3)と Raspberry Pi Pico 版(MicroPython)があります。シリアルコマンドの参考にしてください。

資料

商品コード: SSCI-082969