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12月27日(金)正午12時入金分まで年内出荷いたします。それを過ぎると1月6日(月)以降の出荷となりますのでご注意ください。
また年始は数日の間当日出荷ができない可能性がございます。詳細につきましてはこちらの記事をご確認ください。

12月27日(金)正午12時入金分まで年内出荷いたします。それを過ぎると1月6日(月)以降の出荷となりますのでご注意ください。また年始は数日の間当日出荷ができない可能性がございます。

詳細につきましてはこちらの記事をご確認ください。

Raspberry Pi 5 スターターキット/コンプリートキット 組み立て

Raspberry Pi 5 スターターキット/コンプリートキットを購入いただいた方、はじめてRaspberry Pi 5を使う方向けに、ケースへの組付け方法を紹介する記事です。

本記事は、2024年8月時点の製品を使用して執筆しています。最新のバージョンによっては形状、付属物が変更となっている場合もございます。

用意するもの



スターターキット/コンプリートキット両方に含まれるもの

  • Raspberry Pi 5 / 8G 
  • Raspberry Pi 5用公式ケース Red/White
  • microSDカード(Raspberry Pi OSインストール済)
  • 電源(ACアダプター)
  • HDMIケーブル [Micro-HDMI(オス)- HDMI(オス)]

コンプリートキットのみに含まれるもの

  • Raspberry Pi 5用アクティブクーラー
  • Raspberry Pi 5用 RTC電池パック
  • キーボード
  • マウス

いずれのキットにも含まれないもの

  • HDMI入力端子のあるモニタまたはテレビ

組み立て手順

Raspberry Pi 5本体と公式ケースを箱から取り出しましょう。基板は静電気に弱いので、基板の横を持つようにしましょう。

ケースは、三つのパーツに分かれます。底部、中蓋、上蓋と仮に名付けて説明します。

底面に貼り付けるゴム足とヒートシンクが付属します。アクティブクーラーを使う場合は、このヒートシンクは使用しません。

ゴム足を底部、四隅に取り付けます。作業が安定します。

Raspberry Pi 5は冷却装置の取り付けを推奨されています。

  • 公式ケースに付属するヒートシンク、およびケースファン
  • アクティブクーラー(コンプリートキット付属)

いずれかを選択して取り付けましょう。一度取り付けると、自由に取り外しはできないので慎重に選択ください

 ケース付属のヒートシンク使用する場合

アクティブクーラーを使用する方はこの説明を飛ばしてください。

ケースに付属するヒートシンクを使用する方は、メインCPU(基板中央の銀色のモジュールにヒートシンクを貼り付けましょう。

ケース付属のファンを接続します。ファンはUSB端子の後ろにある、白い小さなコネクタに接続します。前後向きがあります。

 アクティブクーラーの取り付け

コンプリートキット付属のアクティブクーラーを使用する場合の説明をします。接続は対角にある2点の固定穴を使用します。ファン用のコネクタにカバーがある場合は外しましょう。

位置の確認ができたら、接地面側の粘着保護フィルムを剥がします。

固定用のピンを押し込みます。まっすぐに力をかけます。曲がってしまうと破損してしまうので、ゆっくり刺さり具合をみながら、力を加えて押し込んでください。

組付け、ファンを端子に接続すると下記画像の状態になります。 

 

アクティブクーラーを使用する場合は、ケース中蓋に取り付けてあるファン(半透明部分)を取り外して使用ください。

ファンはCPUの温度上昇の際に回転します。起動時、常時回転というわけではありません。

RTC電池パックの取り付け

コンプリートキットに付属するRTC電池の接続について説明します。RTC電池は電源(USB Type-Cコネクタ)の隣りにある白いコネクタに接続します。カバーがされている場合は外してください。

電池を固定する両面テープが付属します。この時点では固定せず、一通りの配線が済んだあとに、邪魔にならない場所を探して貼り付けましょう

一案として、基板の下、ケース底部に入れておくことができそうです。基板やケースで挟み込み、配線を断線しないようにご注意ください。

ケースを閉じる

ケース底部に本体を配置します。基板の四隅をみて収まっていることを確認してください。

 

中蓋は前後に爪があります。USB/LANコネクタ、ファンや電池の配線を挟まないように気をつけて取り付けます。

上蓋の取り付けは、使用する環境を考慮してご判断ください。たとえば、涼しい場所で使用し、負荷が少なくファンの回転頻度も少ないようであれば上蓋をしていても問題はないかと思われます。一方、高負荷な用途が想定されるのであれば上蓋は取り付けないほうが良いです。

microSDの取り付け

microSDは底部から取り付けできます。

 

表裏があります。容量が表示されている側が見えるように差し込みましょう。

本体の組み立ては以上です

周辺機器への接続

USBキーボード、マウス、モニタを接続します。

Raspberry Pi 5本体のUSB端子にマウスとキーボードを接続しましょう。4ポートあるのでお好みで使用ください。

HDMIケーブルを接続します。本体2ポートありますが、どちらに接続しても問題ありません。

最後に電源、ACアダプターを接続するとOSが起動します。

電源ランプが点滅するとOSの起動を開始しています。初回だけ設定画面が起動します。設定についてはOSのバージョンによって異なります。

アカウント設定(IDとパスワード)、言語および入力設定、ネットワーク設定などがあります。ネットワークに接続する場合はソフトウェアのアップデートをおすすめされます。なにか理由がない限りは、アップデートをおすすめします。

初期設定についてはRaspberry Pi OS 初期設定 / microSD書き込みガイドにて説明しています。

 

起動した状態

基本的なセットアップは以上です。