Qwiic - BME688搭載 環境センサ

2.54 x 2.54 cmサイズの基板のガスセンサに温度、湿度、気圧センサ機能を組み合わせ、単一パッケージで環境データを取得できるブレークアウト基板です。BME688上のガスセンサは様々な種類の揮発性有機化合物（VOC）や揮発性硫黄化合物（VSC）、一酸化炭素、水素などの気体をppb（part per billion）単位で検知可能です。

センサはI²CまたはSPIで通信を行います。I²CピンはQwiicシステム用に引き出されているので、ハンダづけなしでお使いのシステムに接続できます。I²CピンとSPIピンは標準2.54 mmピッチのスルーホールとしても引き出されています。

本製品はBME AI-StudioやBSEC2 Arduinoライブラリでの使用が可能ですが、快適なAI機能の動作には、SparkFunから近日リリース予定のBME688評価ボードを併せて使用することをおすすめします。

ガスセンサ機能の汚染を防ぐため、BME688の金属シェルには触れないようにしてください。取り扱いにご注意ください。

Qwiicシステムとは

Qwiicシステムには、I²Cのセンサ、アクチュエーター、シールドとケーブルが全て揃っているので、プロトタイプがより迅速かつ簡単にできます。

また、全てのQwiicボードには1 mmピッチ、4ピンのJSTコネクタを使用しているため、小さく収まり、かつ分極化しているため、接続を誤ることもありません。

特徴

• I²Cインターフェース（Qwiic互換）
• I²Cアドレス : 0x76（デフォルト）または0x77
• 2 x Qwiicコネクタ
• 動作電圧範囲 : 1.71 V- 3.6 V（Qwiicケーブル使用で標準3.3 V）
• 相対湿度
  • 動作範囲 : 0% 〜 100%
  • 絶対精度 : ±3%RH
  • 解像度 : ±0.008%RH
• 温度
  • 動作範囲 : -40°C 〜 85 °C
  • 絶対精度 : ±1.0°C
  • 解像度 : 0.01°C
• 気圧
  • 動作範囲 : 300 hPa - 1100 hPa
  • 絶対精度 : ±60 Pa（0°C 〜 65°C）
  • 解像度 : 0.18 PA、最大サンプリング
• 気体
  • H₂SスキャニングのF1スコア : 0.92
  • 標準スキャン速度 : 10.8秒/スキャン
  • センサー間偏差 : ± 15% ± 15
• 標準消費電流（使用するモードやセンサにより変位）
  • 2.1 µA 〜 18 mA
  • 0.15 µA（スリープモード）
  • 3.9 mA（標準気体スキャンモード）

資料

• 回路図（PDF）
• EagleFile（ZIP）
• フックアップガイド
• BME688データシート（PDF）
• BME AI-Studio マニュアル（PDF）
• BME680 Arduinoライブラリ
• Bosch ソフトウェアページ
• Qwiicについて
• GitHub
• ボードサイズ図（PDF）

製造元希望小売価格 : 24.95ドル
製造元の販売ページ : https://www.sparkfun.com/products/...

商品コード: SFE-SEN-19096