子供の探究する力を伸ばすプログラミング教育
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商品コード: RUTLES-173172301
発売日: 2023-08-25
在庫数: 5
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著者まえがき
最近はコンピュータやプログラミングを学びの中に取り入れることで、社会とのつながりを容易に感じさせたり、子供主体の課題発見・解決の幅を一層広げたりできると感じています。
また、探究的な学びが子供を夢中にさせ、深く学ぶことにつながっていることも感じています。
私自身、コンピュータやプログラミング、電子工作を学ぶことで、身のまわりの物の見方や考え方が変化したり、視野が広がったりしました。
この視点から物事を捉えることで、これまでの自分に無かった方向から問いを見い出したり、解決方法を発想したりすることもできるようになりました。
授業をしていると、子供たちにもこのような思考が生まれてきているのではないかと感じています。
今の子供たちは日常的にスマートフォンやタブレットを使っていることに加え、プログラミングも学び始めています。
このような子供たちは、私たちが想像しない視点から物事を捉えて学んでいるかもしれません。
これからの時代を生きる子供たちはコンピュータやプログラミングを理解して、それらとうまく付き合ったり、
問題を解決するツールとして適切に活用したりする資質・能力が必要になると思います。
それは、Society5.0 の時代やVUCA(未来が見通せない状況)といわれる先行きが不透明で予測困難な時代でも幸せに生きるための方策の一つになるでしょう。
「プログラミングってどう取り入れればいいの」
「プログラミングはどの教科でできるの」
といったお困りの声がしばしば聞かれます。
学校ではコンピュータを活用した授業は進んできている一方で、
プログラミングを活用した授業のデザインに悩みを抱えている先生は多いのではないかと思います。
本書ではプログラミングを学びの中に取り入れることのよさや、プログラミングを活用した探究的な授業のつくり方、実践例等をまとめました。
小学校での事例が中心ですが、その他、家庭、ワークショップでも参考にできることがあるかと思います。
本書が「子供たちがわくわくする学び」をつくり出す一助になれば幸いです。
宮城県登米市立佐沼小学校教諭 金 洋太
目次
第1章 プログラミングを生かした新しい授業デザイン
- なぜ新しい教育が必要になったのか
- プログラミングを生かした授業デザイン
- 家庭やワークショップでプログラミングを教えるには…
第2章 授業再録
- 授業1. ミッション micro:bit で仲良くなろう
- 授業2. ミッション 自動で止まるモーターカーをつくろう
- 授業3. ミッション 音楽プレーヤーを手づくりしよう
- 授業4. ミッション 困っている人をものづくりで助けよう
第3章 テーマ別授業展開事例
- テーマ1. 健康のためにウォーキングしよう
- テーマ2. 安全で、渋滞のない社会をつくろう
- テーマ3. リズムダンスの発表会を盛り上げよう
- テーマ4. 外の気温を室内で測ろう
- テーマ5. 土壌を管理して農作物を育て、食糧危機を救おう
- テーマ6. 絶滅が危ぶまれる野生動物を救おう
- テーマ7. 簡易カイロと瞬間冷却剤を手づくりしよう
- テーマ8. 家庭の困りごとを解決しよう
- テーマ9. 自分の身を守ろう
- テーマ10. AI(人工知能)を体験しよう
第4章 資料編
- I . micro:bit とは…
- II . プログラミングの基本
- III . OPPA とは…
- IV . QFT とは…
- V . ルーブリック評価とは…
- VI . AI(人工知能)について
- VII . サンプルプログラム
- VIII . 参考WEB サイト ほか
仕様
- 本のサイズ:B5
- 色数:4色/CMYK
- ページ数:146ページ
出版社:ラトルズ
著者:金 洋太
発売日:2022年7月27日
出版社の販売ページ:https://shop.rutles.net...
商品コード: RUTLES-173172301