A Cornucopia of New Products - RP2350, Quadband GNSS, Compute Modules, and More!
こんにちは、菅井です。12月になりました。良い天気が続いていますが、朝晩は寒く、平地でも紅葉は真っ盛りです。ブラックフライデーがらみのセールが続きます。
Friday Product Postは、米国現地時間の毎週金曜日に公開される、米国SparkFun社の新商品を紹介するブログ記事です(編集注:今週はブラックフライデーにちなんだWednesday Product Post特別版をお送りします)。スイッチサイエンスでは、翌週火曜日の夕方の17時に日本語に訳して公開しています。
A Cornucopia of New Products - RP2350, Quadband GNSS, Compute Modules, and More!(編集注:「RP2350、クワッドバンドGNSS、Compute Moduleなど、新製品が盛りだくさん」。)
目はうそをついていません。スペシャル版のWednesday Product Postの時間です。明日は米国では感謝祭であるため、毎週行っている通常の製品記事を数日早めることに決めました。そんなわけで、ギフトにしたいとお考えのものが本日発売されたものの中にあれば、ブラックフライデーやサイバーマンデーの前にギフトのお買い物に組み込むことができます。
(編集注:以下、ホリデーシーズンのSparkFunショップの営業時間とお買い物の締め切りの説明が続きますが割愛します。)
本日はRP2350 Thing+、上下左右中央が押せる新しいQwiicパッド、新しいクワッドバンドGNSS製品の事前注文、Raspberry Piが本日発表した新しいCompute Module 5 基板の20を超える新製品、そして忘れていけないのが月曜に発表したPico 2 Wです。それではさっそく今週の新製品を詳しく見ていきましょう!
SparkFun Thing Plus - RP2350
SparkFun RP2350 Thing Plus は、Thing PLusフォームファクターのダイナミックで強力なワイヤレス開発プラットフォームです。Raspberry Pi財団のRP2350マイクロコントローラをベースにしており、Thing Plusボード全てにある標準ハードウェア部品とともに、シングルバンド2.4 GHz WiFi 4 (802.11n) および Bluetooth® 5.2 無線モジュールを含んでいます。これは、オンボードのリチウムイオン(LiPo)電池充電/残量監視回路、マイクロSDカードソケット、Qwiic コネクタ、Thing Plusピン(Featherサイズ)などで、RP2350 Thing Plusをローカル/リモートいずれのさまざまなアプリケーションでご使用になれます。
SparkFun RTK Postcard
米国コロラド州ボルドーで設計製造されたSparkFun RTK Postcard は、高精度測位/ナビゲーション用のコンパクトな開発用ボードです。この基板は、Quectel社の LG290P GNSS RTK レシーバーとEspressif 社のESP32-PICO-MINI-02 MCU モジュールを組み合わせたもので、最新のRTK Everywhere firmware を実行します。ESP32 により、WiFi と Bluetooth接続が可能になり NTRIP キャスター/クライアントとして運用できます。一方、4ピンのロック付きJST-GHコネクタで、ローカルな基地局からRTK補正用RTCMv3 メッセージを送受信できます。
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SparkFun Portability Shield
SparkFun Portability Shieldは、SparkFun 開発ボードをフィールドに持っていくために必要なあらゆるユーザインターフェースのあれこれを追加します。LiPo電池コネクタ、電池充電/残量監視回路、オン/オフスイッチで、電源で必要となるものに対応します。フリクションフィットのマイクロSDコネクタでデータログがとれます。1.3インチOLEDと十字キースイッチで、ユーザーインターフェースを提供できます。シールドのエッジ沿いに2.54 mmピッチヘッダを使えば、オスピンを簡単にはんだ付けできます。
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SparkFun Qwiic Directional Pad
SparkFun Qwiic Directional Pad は、I2Cバスに方向パッド(十字キー)を追加できます。マイクロコントローラに接続して、パッド(上、下、左、右、中央)に押せば、アプリケーションに方向を渡せます。 RGB ステータスLED 内蔵で、どのボタンが押されたか、視覚的フィードバックが可能です。
Raspberry Pi Pico 2 W
Raspberry Pi Pico 2 シリーズマイクロコントローラ基板は、 RP2350を使用していますが、Pico 2 W には2.4GHz 802.11n wireless LAN /Bluetooth 5.2 ワイヤレス無線の無線機能とオンボードアンテナが追加されています。高速化されたコアクロック速度、2倍になったオンチップSRAM、2倍になったオンボードフラッシュメモリ、より強力になった Arm コアと選択可能なRISC-V コア、新しいセキュリティ機能、そして従来のバージョンよりも向上したインターフェース機能。Raspberry Pi Pico 2 シリーズは、従来のRaspberry Pi Pico製品より、ハードウェア/ソフトウェアの互換性を保ったままで、性能と機能を大幅にアップしています。
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Raspberry Pi Compute Module 5 Development Kit
Raspberry Pi Compute Module 5コンプリート開発キットは、即スタートするため必要な製品すべてを提供します。これには、Raspberry Pi Compute Module 5 32GB ワイヤレス(RAM 4 GB、金属ケース、IOボード、パッシブクーラー、電源(北米プラグ)、アンテナ、HDMI、USB A-Cケーブルが含まれています。
異なる構成のCompute Module 5をご希望なら、16 種類のオプション からお選びいただけます。
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Raspberry Pi Compute Module 5 IO Board
Raspberry Pi Compute Module 5 IO Board はCompute Module 5の全インターフェースを引き出しています。開発プラットフォーム兼リファレンスベースボードであり、Compute Module 5 をベースにした製品をより速く市場投入できます。
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Raspberry Pi Compute Module 5 IO Case
Compute Module 5 IO Board用に設計された金属製ケースです。 ケースはファン 内蔵で、Compute Module 5の熱性能を向上するIOボード上の4ピンファンコネクタと接続できます。
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Raspberry Pi Compute Module 5 Passive Cooler
Compute Module 5にフィットするよう設計されたアルミ製ヒートシンクです。CPU、メモリ、無線モジュール(オプション)、eMMCモジュール(オプション)からヒートシンクへ熱伝導を最大化するサーマルパッドが付属します。新しいCompute Module 5シリーズにはご使用をお勧めします。
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Raspberry Pi Compute Module 5 Lite - 2GB RAM
Raspberry Pi Compute Module 5 は、組み込みアプリケーションに理想的なフォームファクターでRaspberry Pi 5 のパワーを提供するシステムオンモジュールです。クワッドコア Arm Cortex-A76 プロセッサを搭載、デュアル 4Kp60 HDMI出力、ギガビットイーサーネットワーク、またオプションではWi-FiとBluetooth接続を可能とするフル認定されたワイヤレスモジュールと様々なRAM.eMMCフラッシュがお選びいただけます。Compute Module 5 を使えば、you to leverage Raspberry Pi 5の強力なハードウェアと最適化されたソフトウェアスタックをカスタムシステムでフォームファクターでご利用になれます。
先にも述べましたように16 種類のオプション をご用意しています。
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今週は以上です。今週紹介した製品をつかってなにか面白いものができたら、@sparkfun宛てにツイートか、またはInstagramやFacebook等でどんなものを作られたかをお知らせください。来週はさらに新製品をご紹介します。
A Cornucopia of New Products - RP2350, Quadband GNSS, Compute Modules, and More!
※一部、原文に説明を追加している部分があります。また、文中にスイッチサイエンスのお取り寄せページへのリンクを追加しています。